2019年08月05日
トンネルに入る前に立ち止まる練習
数年前、こんなことがありました。
私がまだ契約社員だった頃、契約更新をするか、
退職するか本気で悩んでいました。
でも、続けるという選択肢をだして、
契約更新をしに人事に向かったところ、
人事部長から、
「残念だったね」
という言葉を言われたんです。
それは辞めるのも選択肢だったのに、続ける選択をしたことが残念だったのか、
会社的には辞めさせたくて残念だったのか、
本当にわからず、
何が残念ですか?とその場で聞けなかった私は、
ずーーーーーーっとぐるぐるしていて、
正直それでとてもしんどくなって心が荒れてしまいました。
そういうスパイラルに入るって
境界性パーソナリティー障害の人って多くないですか?
例えば・・・・
仕事のメールや必要なメールかもしれないのに
浮気かもと、落ち込む。
本当に寝坊だったのかもしれないのに
遅刻を許せず、夜中まで遊んでいたんでしょう!と相手を責める。
事実を確認しないといけないのに・・・・・・。
結局、その残念だったねは全く違うことでした。
が、もう数年前で何が残念だったのか・・・というのが覚えていない。。。。
この記事を書くときに一生懸命思い出したけれど思い出せない。笑
*
誤解があったとはいえ、
相手が本当にどんな意味で言ったのかを確認しないまま、
悪い方に捉えて勝手に進んでしまった。
その時は、もう周りが見えなくなってしまったんだよね。
すぐに周りの見えないトンネルに入ってしまいがち。
途中で方向修正できない特徴があるから、
トンネルに入る前に、立ち止まるレベルにならないとね。
完全にこの悩み、無駄じゃなかった?
自分の体もボロボロにさせて、
でも蓋をあけてみたら、
自分が違うように捉えていただけで、本当に勿体ないよね。
トンネルに入る前に、
立ち止まって、もうちょっと周りを見渡すことができたらよかったね。
あと、本当は確認しに行けばよかったね。
その場で踏み込んでいく大変さと、
悪い気分で数日落ち込んで引きずることを天秤にかけたら、
その時、踏み込んだ方がよかった。
答えが怖いとか気にするだろうけど、
その後の自分の落ち込みや混乱を考えたら、
早く聞いてしまったほうがいいかもね。
多分これは業務のことでも多いと思う。
同じことの繰り返しにならないように、
軌道修正できてやり方を変えていけたら
もっと質のいい生活になれると思うよ。
さらにこのことで上司を巻き込んでるよね。
上司にも心配をかけたわけだし、
時間も割いてくれて、
そういう意味でも、
自分のこと自分で片付けられるようになってほしいと思っています。
*
そう先生に言われたというメモが私のパソコンに残っていました。
そう
私は荒れて荒れて、
もう会社にとって必要ではない人間なんだ!!と残念という言葉に
過剰に反応しすぎたんです。
その場で聞けばいいのに・・・・・。
そうわかっているけれども。
やはり、難しいですよね。
言葉より先に、
心がどーーーーんと沈んでいく、感覚が遠のくんです。
そういう時ありませんか?