通院記録
2019年08月09日
境界知能という低知能はグレーで悩ませる
うーん。片手にも余るくらいかな。
15年くらい通院しているのに。
そんな自分が嫌だったりもするけれど、
私はずっと一人で抱えてきて、
私なりにどうにか前を向いて、今の今までやってきました。
それは少し誇りでもあります。
・・・が、病院に行けなかったからといって死ぬわけではない。
気分の波が何もないわけではない。
急に死にたくなったり・・急に涙があふれてきたり、
そんなことはたくさんあるんです。
私はずっとボーダーはもうよくなった。ボーダーではなくなったと
医師から言われた時から、
ずっと病名が欲しかったです。
この生きにくいのは何の病気なの?
毎日辛いの・・・毎日しんどいの・・・・。
と思っていました。
先生はそんな私に、
精神医学はまだまだなんだよ。医者も目に見えないから
レントゲンに映るわけではないし、精神医学は手探りなんだ。
病気ではない、グレーの生きにくさもあるんだよ。と何度も話してくれました。
その話に何度も、絶望的になっていました。
障害者雇用って、やはり目に見えないから、
相手に自分のことをどう伝えていくかが大事ですよね。
でも私は、自分に制限もつけたくない、諦めたくない。
自分はこれができない=精神障害だからってことは言いきれないんです。
だから、本当にできないことがある人が
伝えやすのかなぁ‥と思うことがあるんです。
先生は
*
患者をみていて、
知能70以上80以下の境界域と呼ばれる人の支援が
一番難しいと思いました。
70未満だったら療育手帖がとれて、80以上は正常だといわれる部分で、
その間の境界域って
ちょっと能力が劣るところがあるから、
日常生活でも、仕事でも、困難があるんだけれど、
それを手伝う制度が何もないし、
診断書に境界知能です。と書いても、
受け取り側は何だろう?と伝わらないし、
どういう支援が必要か?と言われても
意外といろいろなことができてしまうので、
ほんのちょっとのところを支援してほしいというのが
医療者としても説明が難しいな・・と思いました。
一人一人違うというのも、先方に伝わりにくいと感じました。
ドラマにあるような凹凸があるわけではないので余計に説明が難しい。
どれもできないけれど、
どれも全くできるわけじゃない。
医者としての支援は
何らかの病名をみつけて、障害者手帳をとって、
うまく利用してみてね。
というところで終わっているところが課題かな。。。。。
*
以前、そう言ってくれました。
境界知能・・発達障害・・・凹凸・・・・・・
仕事していく上でやりやすいのは・・・・?
皆様はどう思いますか。
2019年08月05日
トンネルに入る前に立ち止まる練習
数年前、こんなことがありました。
私がまだ契約社員だった頃、契約更新をするか、
退職するか本気で悩んでいました。
でも、続けるという選択肢をだして、
契約更新をしに人事に向かったところ、
人事部長から、
「残念だったね」
という言葉を言われたんです。
それは辞めるのも選択肢だったのに、続ける選択をしたことが残念だったのか、
会社的には辞めさせたくて残念だったのか、
本当にわからず、
何が残念ですか?とその場で聞けなかった私は、
ずーーーーーーっとぐるぐるしていて、
正直それでとてもしんどくなって心が荒れてしまいました。
そういうスパイラルに入るって
境界性パーソナリティー障害の人って多くないですか?
例えば・・・・
仕事のメールや必要なメールかもしれないのに
浮気かもと、落ち込む。
本当に寝坊だったのかもしれないのに
遅刻を許せず、夜中まで遊んでいたんでしょう!と相手を責める。
事実を確認しないといけないのに・・・・・・。
結局、その残念だったねは全く違うことでした。
が、もう数年前で何が残念だったのか・・・というのが覚えていない。。。。
この記事を書くときに一生懸命思い出したけれど思い出せない。笑
*
誤解があったとはいえ、
相手が本当にどんな意味で言ったのかを確認しないまま、
悪い方に捉えて勝手に進んでしまった。
その時は、もう周りが見えなくなってしまったんだよね。
すぐに周りの見えないトンネルに入ってしまいがち。
途中で方向修正できない特徴があるから、
トンネルに入る前に、立ち止まるレベルにならないとね。
完全にこの悩み、無駄じゃなかった?
自分の体もボロボロにさせて、
でも蓋をあけてみたら、
自分が違うように捉えていただけで、本当に勿体ないよね。
トンネルに入る前に、
立ち止まって、もうちょっと周りを見渡すことができたらよかったね。
あと、本当は確認しに行けばよかったね。
その場で踏み込んでいく大変さと、
悪い気分で数日落ち込んで引きずることを天秤にかけたら、
その時、踏み込んだ方がよかった。
答えが怖いとか気にするだろうけど、
その後の自分の落ち込みや混乱を考えたら、
早く聞いてしまったほうがいいかもね。
多分これは業務のことでも多いと思う。
同じことの繰り返しにならないように、
軌道修正できてやり方を変えていけたら
もっと質のいい生活になれると思うよ。
さらにこのことで上司を巻き込んでるよね。
上司にも心配をかけたわけだし、
時間も割いてくれて、
そういう意味でも、
自分のこと自分で片付けられるようになってほしいと思っています。
*
そう先生に言われたというメモが私のパソコンに残っていました。
そう
私は荒れて荒れて、
もう会社にとって必要ではない人間なんだ!!と残念という言葉に
過剰に反応しすぎたんです。
その場で聞けばいいのに・・・・・。
そうわかっているけれども。
やはり、難しいですよね。
言葉より先に、
心がどーーーーんと沈んでいく、感覚が遠のくんです。
そういう時ありませんか?
2019年07月26日
失敗した時の心の対処への変化➁
私はカウンセリングを頑なに拒否していたわけではありません。
カウンセリングはとても長丁場だと思っているので、
なかなか難しいというのはあります。
シフトだから予約もとれない。
そして、仕事のことは
職場の人と話して解決するしかないと思っていました。
上司がとても好きだったから・・というのもあるかもしれません。
先生もそれはわかっていて、
確かに職場の人が一番わかるし、
病院やカウンセリングではしっくりくることは
言ってあげれないと思うと言ってくれました。
その上で、
*
現実的に
今は仕事面で落ち込むことも多いし、
もっと上手に対処できるようになりたいと思うなら、
相談できる人を開拓していくっていうのもいい方法なんじゃない?
周りと比べても、
自分に対しても今の状態はプラスな作用ってないから、
少しでも自分の問題として、思い切って聞くといいかも。
カウンセリングは
役にたつと思ってはいるけど、
今すぐ始めてほしいというわけではないから、
様子をみながらでいいと思う。
*
相談できる人を開拓。
それはとても必要なことだなと今でも思っています。
そんな相談できる人を頑張って作ってはいたのですが、
相談できる人を開拓というのはとってもエネルギーかかりますね。
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2019年07月25日
失敗した時の心の対処への変化①
最近、自分の仕事のミスの対処が違ってきました。
今までは、
大きさ関係なく、とことん落ち込んでいました。
小さいミス、ケアレスミスこそ、
もうなんて自分はバカなんだろう。。。と思っていました。
次の日になっても落ち込むし、
それでまた目の前のことに集中できなくて、
またミスしちゃう・・・みたいな悪循環。
ミスをどうしたら起こさないようにするか?ということよりも
どうしたら自分が落ち込まないか?ということを考えていました。
そんな私はかなりピントがずれていたなぁ・・と思います。
当時、先生からは
*
確かにミスを起こさないようにどうしようか?と考えることが、
自分を守ってあげられる方法だと思う。
本当のカウンセリングは
仕事のことに限らず、自分の特性を見極め、
どうしたら同じ落とし穴にはまらないかということを
上質なカウンセリングは教えてくれる場になると思う。
ミスを繰り返さない方法を学ぼうという意味では
カウンセリングは遠くはないんだと思う。
*
そうカウンセリングを勧められてきました。
ミスすることで、落ち込んで、
死にたくなったり、薬飲みたくなったり・・
自分がもたないですよね。。
だからまずミスをしても、落ち込みたくない・・と考えていました。
2年くらい前の話。
仕事だけじゃなくて、
私生活でも、人生、あーーー間違ったということはたくさんありますよね。
皆さんはミスはどうやって心を乗り越えていますか??
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2019年07月18日
通院記録*安定のために会社でできること
2年前、
当時の部長に「糸はちょっと不安定なところがあるんだよねー
何か会社出来ることないかな?」
と言われて、
不安定なところってどんなところなんだろうか・・・・
とかなり考え、
会社で出来ることないかなんて急に言われても、全然思い浮かばず
ただただ落ち込んでいました。
もちろんお客様に迷惑かけたらいけない。
しかし、障害者雇用でやっている限り、
自分はどこかで周りとは違うような不安定さは持っている気がして、
どんなことが安定なのかなと思いました。
毎日元気にやれることが前提だということ?
何事もチャレンジすること??
障害者雇用で安定というのはどんなことを指すんだろう・・と思って。
私の安定と
会社の安定は違うのかもしれないな。。と思いました。
できる簡単な仕事をしていたら、
安定していると判断してもらえるのかな・・・
私はだったら簡単な仕事はしていない。
困難なことがあっても、お客様のためになるならできるようになりたい。
先生は
*
それは難しいね。安定という言葉も曖昧で
一人ひとり何を目指すかによって違ってくるんじゃないかな?
確かに、要求している水準を下げることで
変化が少ないという安定はでてくると思う。
でも自分でそれでよしとするかはまた別のことだと思うし、
人間は向上心は必ず持っているから、
達成感と、安定性のバランスをとるのが難しいのかなって思います。
企業として求める部分と、
部長や人が求める部分は違ってくるかな・・と思うし、
個人面談でそういう照らし合わせができると、いいのかなと思います。
あなたが求める安定はどんな感じなのかな
先生は数年前に比べたら、安定か不安定かと言われたら、
安定していると思う・・・。
仕事のミスの話もあまり聞かなくなったから、
自分がやりくりしているんだったら、
それも安定しているんだなと判断できる。
落ち込むことも失敗することもあるけど、
逆に人を教える立場になっているので、
教えられるようになるためにも、
しっかりしなきゃという責任感がでてきて、
前よりも人に聞くことが増えていると思います。
*
今も、この安定不安定は考えています。
チームのためにも安定なパフォーマンスをしたい。
会社が求めることとは違うかもしれない・・・と。
安定不安定という言葉そのものが曖昧なことなので
もっとコミュニケーションはとらないといけませんね
北海道のお客様から頂いたアイス。美味しい・・・・・
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